JF6DEU blog

改造・修理

KAC-714というアンプ

2025年1月4日 作成
新年1発目の備忘録です。

事の発端
お年玉を手に向かった先は某リサイクルショップ。
そこでKAC-714が\1,100-で売られていた。
「ケンウッドだから音もいいだろうなぁ...」と思いながら購入。

もともと演劇用の「音が割れない」練習用アンプを探していたのでこれは好都合。
家に帰って電源とスピーカーをつなぐと、すんなり音が出た。
でも、何だかくぐもった音。

...ってわけで早速改造。
その1 マニュアルの入手
まずはマニュアルを入手して改造計画を立てる...前に待ちきれなかった自分はアンプを分解。
そして乾ききった放熱グリスを塗り替え。
もちろんコンデンサは放電済み。

そして放熱グリスがなじんでいる間にネットサーフィン。
結果、型番違いのKAC-716のサービスマニュアルが手に入った。
その2 改造計画
  • プリ段を飛ばしていきなりメインアンプに繋ぐ
  • LPFの前後を取って信号を送る
...という計画を立ててみた。(計画立てる前にいろいろ触ったのは内緒)
その3 改造結果
そして改造。
結果こうなった。
まぁ...ケースで隠れるし見た目は気にしない。(ぉい)
あとノイズが出たため抵抗(1k)を一本追加。
探してみてね。

最後の写真はGSV3000(安定化電源)で鳴らしてみている様子。
なんとなく山水のアンプに似た音が鳴っている。(音にハリがある感じ)

ちなみにスピーカーはいつもの101mm。
これが結構な音量で鳴る。
低音から高音まで帯域十分。
いつも音量が足りず二個持ってたが、このアンプが来たので1個で済みそう。
軽量化もできて一石二鳥だった。
外付けボリュームはまた後で...
2025/1/7追記
x10のアンプを仕込んでみた。
...やっぱりこうしたほうが扱いやすい...

あとボリュームボックスも作ってみた。
こちらは別でx10のアンプを入れてみた。
(これとは別のとあるもので使うため)

合計x100。
これだと扱いにくい...(また変えるかも)