JF6DEU blog舞台技術情報
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機材について灯体...ライトのこと。
平凸...レンズの片一方が平たく、もう片方が凸になっている灯体のこと。500W〜2000Wまである。学校にはない。 フレネル...フレネルレンズのついた灯体のこと。平凸は輪郭がはっきりしてるのでサスなどのはっきり光の筋を出したいところに、フレネルは輪郭がぼやけるので舞台全体を照らしたい時に使われる。これも500W〜2000Wまである。学校には6発ある。(500W*4,1000W*2[一台はランプ切れ]) PAR...パーライト。灯体はただの金属の箱で、何も仕掛けがない。ランプを使い分けることによって照射範囲を変える。学校にはPAR64が12発ある。種類はVN,N,M,Wがある。めんどくさいのとよく使っているから種類の数までは把握できていない。 ピンスポ...ピンスポットライトの略、放電管、ハロゲンなどがある。学校にあるのはハロゲンで、ホルトにあるのは放電管(キセノン)式。放電管はインカムのマイクを入れた状態で電源を入れるとものすごい音が入る。理由は単純で、放電管は最初に電磁波を使って放電を開始するからである。(理由を詳しく知りたい人はまたいつか聞きにきて...) ソースフォー...S4とも。ETCというアメリカの会社が作っている、めちゃくちゃ万能なやつ。...と片付けてはいかんなぁ...ゴボを入れて色々な形を投影できるし、レンズを変えれるから投射角も変えれる。さらに、カッターというものがついていて光の形も変えられる。舞台では絶対に常備されている。...はず... | |||||
照明のあたりについて図を見た方が早い...ってことで図を...(用意中)
ホリ...バックライトのこと。 CL...前からの明かりのうち、客席天井についてるやつ。 FR...前からの明かりのうち、客席前方ステージ両橋についてるやつ。これだけだと影ができてしまう。 サス...ステージ天井についているやつ。客席側から1S,2Sとある。 ネライ...上手、下手などのサスがあるところに役者を前方から照らすあかり。 SS...舞台両側から照らされる灯り。つける時は「SS入ります」などと言わないと目を焼くかも... 客電...客席の電気のこと。演劇では全くと言っていいほど使わないが、ライブハウスとか | |||||
その他いろいろ上手...じょうずじゃない。舞台前方から見て右のこと。
下手...へたじゃない。舞台前方から見て左のこと。 1ベル...5分前の開演ブザーのこと。 2ベル...開演ブザーのこと。本番直前に流れる。 きっかけ...変化するタイミングのこと。 DMX...照明機材を制御する信号規格のこと。また、そのコネクタのこと(?、あまり使われない。)ベースはRS485。 Art-Net...DMXをLAN経由で流す信号規格のこと。 暗転...真っ暗にすること。逆は明転。 カットイン...一瞬で点灯させること。ハロゲンなどのフィラメント電球には大きな負荷がかかる。ゆっくりはフェードイン。 カットアウト...一瞬で消すこと。あまり使わない。ゆっくりはフェードアウト。 調光卓...昔は電気を直接操作する場所、今はDMXを流す場所。丸茂の卓が一番使いやすい。(プロ用だから当たり前か...)PRETYNA-Mなら機能を全部知ってる。(...と言うか全部知っておかないと色々と失敗する。)まずはそのホールの人に使い方を聞いてみることから始める。変に設定すると一からやり直しになるためフェーダー以外のボタンを触るときは細心の注意が必要。全くわからない時は三段プリセットしか使わないようにするのがいい。 三段プリセット...三段プリとも。三段のフェーダーが載っていて、それぞれを動かしたりフェードしたりする。 チェース...派手に動かす際に使うもの。まぁ演劇ではほぼ全く使わないが使い方を知っておくといい。 サブマス...サブマスターとも。シーンを登録することができる。チェースとはまた別。 パッチ...照明機材などを照明卓、電源装置などに接続すること。コンセントをつないでパッチすることを強電パッチ、DMXケーブルや照明卓、灯体でパッチすることを弱電パッチという。 DMXケーブル...DMXケーブルとマイクケーブルはどちらも同じ3ピンのケーブルだが、DMXケーブルのインピーダンスは110Ωなのに対し、マイクケーブルはずっと高く、600Ω。(ロー出しハイ受けのため)インピーダンスが高くなればなるほど高周波を通しにくくなるため、デジタルであるDMX信号はほとんど通らなくなる。(...と言っても数十メートルなどの短いところではほとんど大差ないし、なぜか動く。もちろん、オシロで見ればだいぶ減衰してることがわかるが...) ターミネーター、終端抵抗...内部に抵抗を使用し、デジタル信号の終端をするもの。これがあるのとないのではそんなに大差ないが、保険的にあったほうがいい。高周波の電気信号はケーブルの先端で反射する。無線では反射電力とか言われる。(大劇場ではもちろん違う) T型コネクタ...学校で使われるやつ。古すぎる。100Vと200Vがあり、電圧を間違える可能性があるのでよくない。最近はC型に変わっていっている。最大20Aまでだが、20A流すのはよくない。 プロセニアム...客席と舞台の間のこと。 ハレーション...光を反射しやすいものに強い光が当たった時、周りが白くぼやけること。 | |||||