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オーディオの世界/自作

「パワー」アンプの制作

2023年1月22日 作成
大きい出力を出そうと思ったらろくなことにならない...

パワーアンプの制作
QM20TD-Hというパワーモジュールが家の中から見つかった。
どうやらエアコンの室外機に使われていたらしい。
どうにか使えるところはないかと考えていると、ある一つの案が浮かんだ。
それは、準コンプリメンタリ回路を使って(「純コンプリメンタリ」とは違う)パワーアンプを作れないか、と。
ちょっと調べてみると、こちらやこちらが見つかった。
早速制作。
歪みの除去
どれだけ電圧を上げても1W未満という小さい出力で音が歪む問題に直面した。
さてどうするか、と考えてプリ段を考えてみる。

続きはまた後で。

2024/3/13 追記)
今見れば電流不足だった。
単純な間違い。
なんでこんなところを間違えたんだ...?
2024/2/7 追記1)まさか...
部品を紙の上で並べてみてふと気がついた。
「あれ...?もしや...?」
これだけのパワーモジュールは流石に小さいトランジスタで動かすのは無理があるだろう...
データーシートを見ると「 Note: All Transistor Units are Darlingtons.」の文字がしっかりと書かれていた。

...結局以下のように考えた。
続きはまたいつか...
で、結局...
2024ハムフェアでの戦利品その1 アルインコのDC-DCコンバーター(ED-12D)を解体してたらふと思いついた。
...これって...パワーアンプにできるのでは...?
たしかに、昔のアンプは定電圧電源を改造したものが多かった。
これは...?

で、回路を調べたら専用ICから2SD880と2SD845*3のダーリントン接続で出力していることがわかった。
これならいける!

...ってことで回路を考える...(参考)
すごく間が開いたけど回路を再検討(2024/10/18)
今度は本気で考えてみた。
部品箱にある部品だけを使うように回路を作成。
初段はJ-FETとNPNを組み合わせた差動増幅、それをまた差動増幅で受けるという構成。
フィードバックももちろんかけた。
これなら最初のパワーモジュールでもできそう。
ちなみにcircuitjsで計算してみた。
なんか動きそう...??

あとは...電源とスタートアップ回路かぁ...
(ちなみにゲインはものすごい高い。もちろんボリュームに負荷をかけないため。ん?まてよ...これは迷信...?)
2025/5/23
さらにさらに練ってみた。
アンプ自体を再設計。
こんどはAB級アンプとオペアンプの組み合わせ。
歪み除去の負帰還も組み込んでいる。
926Ωは可変抵抗。
2025/7/28
諦めた物なのにまた検討。
自作アンプの夢は尽きない。

...で、バイアス回路を変動の少ないものに変更してみようとシミュレーション中。
こちらを参考に考えてみた。
ただ...どう考えても動作原理が読み解けない...
動くというのはわかるのでもう少し読み解いてみよう。
(2.6kの可変抵抗も下側に変えることができたらいいかも?)