JF6DEU blog

改造・修理

DSPラジオの研究

2026年1月6日 作成

新年の初売り
さぁ今年も始まりました。
新年の初売りがどこでもたくさん。
その中で気になるものを発見。
RAD-P221Sが600円ほどで売られていた。
(RAD-P221SはRAD-P211SのOEM版のようなものらしい)
もちろん入手。

...で、操作性を確認。
SiなんちゃらやKTなんちゃらのような感じのDSPチップを積んでいるみたい。
...と、いうのも選局ダイヤルを回すとプツプツと言いながらチャンネルが変わっていく。
FMもAMもフィルターの切れが良すぎてチャンネルを一つでも変えると音が聞こえなくなる。
また、感度低下時の挙動もアナログICのように切れるのではなく、ぎりぎりまで普通の音が出るように粘ってからいきなりプツリ、という感じ。
AMもFMも変わらないのでまさにDSPという感じがする。

また、イヤフォンを使うと感度がアップする...感じ。
イヤフォンアンテナとして機能させてるんだろう。
ただモノラルなので(もしくは二極)音はあまり...という感じがする。
計ってみるとDCも漏れているし。

DC漏れが気になったのでさっそく分解開始~
ぱかっとな
解放したら何やら刻印を消されたICが。
多分これがメインチップなんだろう...
(と、いうかこれ以外のICがアンプしかない)
ここで困った。
改造とか何とかができない。
ICの正体を見つけないと。

で、回路図を起こしてみた。
8002といういつものアンプICをパワーオペアンプとして使っているようなので、そこらへんは省略。
(気になったDC漏れは無音時VCC 1/2の出力をコンデンサでDCを切って使っているからだった。こりゃイヤフォンかスピーカーしか繋げないぞ。)
RF関連のところだけ起こしてピンの機能を推測。
そして推測したピン番号とかをChatGPTに入れて検索させてみた。(これが一番速い)
すると読み通りSi4825という型番が。
ただ...これではピンが合わないため別のを捜索。
するとSi4836がぴったり合っていた。

回路図上のSig.Oがアンプへの出力だが、ICからのステレオ音声を混合している(実際にはモノラル出力に見立てている)ようだ。
IC裏のパターンはもちろんICをひっぺがして見てみた。
FMアンテナはGNDパターンをそのままアンテナとして使っているようだ。

Si4836なら短波も聞けるらしい。(データシートより)
改造しがいがありそうだ。

(なお、FMはプリアンプが入っている。意味ないはずなのに...)
短波帯改造
...は、後ほど。

(いつになるのかやら...)